
実生活でもよくありがちですが、持っているものを使っていないのにも拘わらず捨てられない人がいます。
実生活では不要品が貯まれば、部屋が狭くなるので捨てようかなと思うけど、パソコンだと、不要ソフトがあっても目に見えて極端な弊害が無いので不要ソフトはそのまま放置しがちです。
ですが、不要ソフトが貯まると確実にパソコンの動作は遅くなります。
削除ソフトの見極め

削除ソフトの見極めは難しいものがありますが、直近の1年の間で全く使っていなくて、今後も使う可能性がほとんどないアプリソフトは削除しても問題ないはずです。
この削除ソフトの見極め作業は定期的に行う必要があります。
不要ソフトの整理を今まで全くしたことがない方は、このサイトで勉強した後に早速やってみましょう。 その後は大みそかの大掃除の時期に年1回のペースでパソコン内の削除ソフトの見極めを行って、パソコン内の大掃除もすると良いでしょう。
大みそかの大掃除は、日本では一般化しているので、つい忘れてしまうという事がないですからね。 大みそかに部屋の片づけをしてすっきりした後に、パソコン内もすっきりさせる作業を行うと良いでしょう。
アンインストール前にやるべき事
不要アプリソフトの削除は「コントロースパネル」→「プログラムのアンインストール」で削除ソフトを選択して、ソフト消去の作業を行います。
この作業を行う前には、パソコンのシステム状態を保存する様にしましょう。 不要ソフトを削除した際に何らかの原因で、必要な他のソフトに影響を与えてしまい必要なソフトが使えなくなるというトラブルが起こらないとは断言できません。 万一、不要ソフトの削除でトラブルが起きた場合に、元の状態にパソコンを戻せるようにしておきましょう。
システムの保存はWindows OSの「復元ポイントの作成」機能を使用します。
「スタート」→「コンピュータ」右クリック→「プロパティ」→「システムの保護」でダイアログボックスが表示されます。 このダイアログボックス内に[作成]ボタンがあるので、このボタンをクリックすることで、パソコンのシステム状態を保存することができます。
アンインストール後に何らかのトラブルに見舞われて、アンインストール前までの状態に戻したい場合には、 上記の手順で「システムの保護」のダイアログボックスを表示させ、[システムの復元]ボタンをクリックします。
その後、アンインストール前に作成した復元ポイントを選び、システムの復元を実行します。 システムの復元が完了すると、パソコンの状態はアンインストールする前の状態に戻ります。 つまり、トラブルが起こる前のパソコン状態に戻せるわけです。
やっぱり処分する…という時は
古いPCを活用したいとは思うけれど、場所もとるしやっぱり処分を…と考える方もいることでしょう。 ここではPCを処分する際の方法についてご紹介します。 ゴミの日に粗大ゴミとして捨てられるというのは昔の話で、今はそう簡単には捨てられませんよね。 きちんと処分するにはどうすればよいのか、しっかり確認しておきましょう。
【メーカーのサイトで処分方法をチェックする】
PCリサイクルマークがあるPCの場合には、各メーカーが無料で引き取りを行っています。 該当するメーカーのサイトをチェックし、どのように引き取ってもらえるか確認してみましょう。 PCリサイクルマークがない場合には有料での引き取りとなります。 料金は機種によって異なりますし、メーカーによっても違いますからきちんと調べておきましょう。 ちなみに他社製品は引き取ってもらえないことがほとんどですから注意しましょう。
【廃棄・回収会社に引き取ってもらう】
自分で持ち込んだり、指定の場所に送ったりして、業者に引き取ってもらう方法です。 送る場合には送料がかかることになります。 引き取りに来てもらうことも可能です。
【中古ショップなどに売る】
少しでもお金になるという可能性を考えて、中古ショップなどに買い取ってもらうという方法も一つの手です。 新しい機種であれば、ある程買い取り価格は高くなることが予想されます。 買い取り価格は各業者によって異なりますから、自分の納得のいく査定額で買い取ってもらえるかどうか探してみるのもよいでしょう。
【新しいPC購入時の下取りに出す】
新しいPCを購入する際に、下取りとして古いPCを引き取ってもらう方法です。 下取り価格分だけ新しいPCの値引きをしてもらえたり、ポイントが貰えたりすることがあります。
いずれの場合にも、可能であれば事前にPC内部のデータを削除しておくと安心です。 もちろんメーカーや業者などでもデータの削除をしてくれますが、自分できちんと削除しておいた方がより安全ですし安心できるというものです。
PCのデータの中には個人情報(名前や住所)などが残っています。 さらに友人や家族などの個人情報も住所録などがあればそこからわかってしまいます。 パスワードやID、さらにはアクセス履歴や利用したクレジットカードの利用状況などもわかってしまうことがあります。 万が一これらの情報が漏れてしまったら…と考えると怖いですよね。 処分する前に、必ずきちんとデータの削除を行っておくことをお勧めします。